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新施設 [ボランティア活動]

 小生がボランティアとして関わりを持つ障害者福祉法人では年々増加する利用希望者(障害者)のニーズに応えるべく新施設の建設を長年進めてきていた。多くの関係者の支援を得て、その施設がようやく完成の運びとなり10月1日に「ワークセンターこむたん」として開所した。鉄筋コンクリート造り地上4階建て、延べ床面積1205㎡である。「ワークセンター」、つまり作業所である。障害者の仕事場である。チャレンジ班として一般就労や高賃金を目指す人、ワーク班として障害の程度に応じて仕事に取り組む人、アクティビティ班として生活介護を中心に活動する人に分かれての活動である。
 小生はワーク班の製パン部において製パン作業の手伝いをしている。
従来から開設していた利用者が20人程度の小規模の施設2ヶ所(こむぎ工房とたんぽぽの家)を統合して定員60名、4階建ての本格的な施設である。名前も両施設からとって「こむたん」とつけられた。
 開所して3週間、利用者もそれぞれ新施設に慣れてきて,ようやく軌道に乗りつつある。今までのワンフロアー20名程度のアットホームな小さな作業所と違い、気がつけば一日中顔をあわさない利用者や職員がいて,コミニケーションの取り方の難しさを痛感している。
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完成なった新施設「こむたん」



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運転免許証更新 [雑感]

 75歳を過ぎて運転免許証を更新しようとすると「講習予備検査(認知機能検査)」と「高齢者講習」を受検、受講する必要がある。
 今日、その講習を受けてきた。3年前に更新手続きをしたときは「高齢者講習」だけで良かったのだが新たに「予備検査」が加わった。しかも「予備検査」と「高齢者講習」は運転免許試験所ではなく自動車学校で受ける事になっている。しかも大枚6000円を払ってである。
 我々の年代の諸兄は自動車学校の講師にはあまり良い印象を持っていない。教習中にクラッチ操作やブレーキ操作がうまくいかなければ同乗の講師からこっぴどく暴言を吐かれ足下を蹴飛ばされるくらいの事は当たり前であった。昨今の自動車学校は教習生も減り、あの手この手の募集合戦とも聞く。まさかこれが穴埋めのための高齢者講習ではないかとも思うが勘ぐりたくもなる。
 予備検査や高齢者講習が必要ならどうして運転免許試験所でできないのだろうか?

市民作品展 [木工]

 小生が参加している「府中木工の会」では毎年開催される生涯学習フェスティバルの一環としての市民作品展に団体で出展している。
 今年も生涯学習センターにて9月5日(水)から9月9日(日)まで展示される事となった。
木工の会からは14作品が出品されている。今年は何でも19回目との事であるが、木工の会としては12~13回ぐらいであろうかとおもう。
 10回以上となるとそろそろネタ切れとなり出展を辞退した人もいる。大きいものは搬入にも手間暇がかかり大変である。作品も年々小型化してきている。
 もう今から来年の出品作品の企画に頭が痛い。それでも月3回定例の制作活動には17~18名のメンバーが集まりわいわい、がやがややっている。人の製作中の作品を見ながらああでもないこうでもないとお互いに批評し合っている。これがまた次の作品の企画や制作に大いに参考になる。

ところで「せいさく」を国語辞書で引くと
 制作:絵画、彫刻などの美術作品あるいは映画演劇の作品を作る。
 製作:機械や道具などを使用してものを作る。 
とある。

さて我が木工はまだまだ「制作」の域まではいかず、機械や道具に頼る「製作」に過ぎないのではないかと思っている。
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展示作品全体


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小生の作品(ミニ丸テーブル)

山師会昼食会(2) [山師会]

 毎月第3水曜日、都内某レストランにて開催されている昼食会、今月は第2水曜日に開催された。
九州在住のメンバーの一人が上京してくると言うので今回は遠来のメンバーのスケジュールに合わせて第2水曜日の開催となった。小生は毎月参加しているわけではないが例月概ね7~8名の参加のようであるが今回は16名の参加となった。
 2年前の山師会50周年記念の九州旅行で大変お世話になった御仁の参加である。久方ぶりの再会ではあったが元気に趣味三昧の生活を楽しんでいるらしい。なんでも第13回日美絵画展に応募した作品(色鉛筆画)が大分合同新聞社の優秀賞に入選したとの事。8月9日(木)~18日(土)まで六本木の国立新美術館にて展示されるという。その準備のために上京したという。
 趣味の世界で全国レベルの賞をいただくとは相当な腕前と推察する。機会を得て是非鑑賞させていただきたいものと思っている。

北海道旅行 [雑感]

 7月5日から2泊3日で「富良野に泊まる、風のガーデンライトアップとガーデン街道3日間」という旅行会社主催のツアー旅行に参加してきた。
 何度も北海道に旅行に出かけ、かつては3年間、札幌にも住まいをしながら富良野やら美瑛の花のシーズンには縁がなかった。この際、思い切って花のシーズンを狙ってツアーに参加してみた。梅雨がないと言われる北海道もこの時期は、時折寒気と暖気が交錯しゲリラ的に雨が降るという。初日の移動中には、時折車窓を濡らしもしたが下車観光時には晴れているという幸運に恵まれまずまずの旅行日和であった。
 今年は「北海道ガーデニングショウ」と称して帯広から富良野にわたる街道沿いの7ヶ所のファームや個人のガーデンがJR、航空会社、ホテル、旅行会社などとタイアップして観光客を受け入れているらしい。
さすがに北海道である個人のガーデンやファーム(農園)と言ってもスケールが違う。内地の一般的な観光施設のようにきめ細やかな配慮はあまりない。あるがままの自然の姿そのままに期待外れのところもあったがそれはそれ。花のシーズン真っ盛りということもあって、いろいろな花が咲き乱れている。花を愛でるには十分である。
 久しぶりの心癒やされる3日間であった。

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障害者との旅行 [ボランティア活動]

 小生が関わりを持つ障害者の福祉施設では年間の最大の行事として利用者が楽しみにしている一泊旅行がある。一般の団体旅行とは大きく違う点がいくつかある。今日はその一端を紹介したい。
 今年は伊豆熱川の見晴らしの良い宿を拠点に企画された。行きは東京府中を出て東名高速を経由して伊東のマリンタウンにて昼食休憩。午後は伊豆高原のシャボテン公園を散策して宿へ。翌日は河津から「天城越え」のループ橋を経て三津シーパラダイスへ。昼食とイルカショウを見て御殿場、河口湖を経由して府中へというコースである。
 総勢35名(利用者:17名、職員、看護師、ボランティア18名)の大所帯である。小生の関わりを持つ施設では職員またはボランティアが利用者一人一人に一対一で対応しているのでまさに大所帯である。
 利用者17名の内6 人は常時車いす使用。移動時のみ車いす使用が4名と千差万別。
 一般の団体旅行と違って準備も大変である。利用施設のバリアーフリーの状況は?車いす対応のトイレはどこにあるのだろう?各部屋でのバリアーフリーは?風呂場はどうなっているのだろう?初めて行くところは大変である。必ず事前に下調べが必要である。
 各自の荷物も大変である。一泊ではあるが着替えも三日分ぐらい必要な人もいる。食器にしても専用の自助具が必要な人もいる。車いすにしても昨今は電動が増えしかも大型化している。人混みでは電動では危険だというので手押しの車いすもと2台持って行く人もいる。
 こうした荷物運搬と緊急時対応のために、全員が乗車する大型バスとは別にワゴン車を同行している。移動においても1時間ないしは1時間半にはトイレ休憩が必要である。常時車いす使用組のリフトでの昇降、歩行困難者のバスステップの乗り降り。バスのトランクからの車いすの出し入れ、同行しているワゴン車からの荷物の出し入れなどなどスタッフにもそれぞれ役割分担が決められているがバスの乗り降りにはそれぞれ20分は見ておく必要がある。
 宿でのおふろも大変である。自立できている人には安全を中心に見守っているだけでも良いが、肢体不自由者に対しては全面的に介助が必要である。
 脱衣場での介助、洗い場、湯船までへの移動。裸になっているだけに移動については特に危険が伴う。介助をするにしても足が滑るなど介助者自身にも危険が伴う。食事、排泄、就寝時の介助。数え上げたらきりがない。
 障害者と24時間フルに付き合う事によってそれぞれに新しい発見があり、こちらも反省させられる事がある。遊びに、食事に、買い物に利用者の嬉々とした表情を見るたびにまた元気がもらえたような気分となる。
タグ:障害者 旅行

歌謡コンサート [雑感]

 かねてより観覧の申込をしていたNHK「歌謡コンサート」の生放送を見せていただく機会を得た。
 会場は紅白歌合戦で名高いあのNHKホールである。6月12日(火)午後8時からの放送。6時30分開場という事であったので余裕を見て5時40分頃、雨降る中を会場に到着した。驚いた事に会場入り口から延々と長蛇の列(おそらく1000人以上)が既にきている。どちらを見ても中高年のおばちゃん達が多い。中には小生達のようにおばあちゃん、おじいちゃん達もいる。
 雨が降っているからNHKも気を利かせて少しぐらいは早く開場するのではないかという淡い期待を抱きながら行列に加わった。ところがさすがにというかNHK、6時30分きっかりに行列が動き出した。それでも自分たちが入場できるまで10分近くかかった。結局1時間ほど待った事になる。
 早く並んだからと言って良い席とは限らずアットランダムに座席を埋めているとの事であった。幸いにして我々の席は一階、前から六列目、ステージに向かってやや右手の最高の席であった。
 放送が始まったとたん周りの雰囲気が急に変わった。お目当ての歌手が出ればおばちゃん達がピンクや青のしかもハートマークや星形のペンライトを手にキャーキャーワーワー大騒ぎ。出演者によってその差の激しいのには驚かされた。
 最高の席と思った我々の座席の前方や上方にはクレーンに乗ったテレビカメラが右往左往。あるときにはカメラに遮られて舞台が見えない。(テレビ放送である以上しようがないかな?)
 あっという間の43分間の生放送ではあったが、放送終了後アンコールに代わりバンドリーダーの紹介や,3組の歌手の新曲などもPRをかねて紹介され、なかなか楽しい1時間であった。
 アナウンサーと歌手のトーク中、薄暗いステージではADによる次の出演者の誘導や立ち位置の指示など放送では見られない舞台裏を垣間見させていただいた。興味あるシーンであった。一つの画面の裏側にはいかに多くの人達が協力している事かと改めて思った事であった。




垣根の刈り込み [ボランティア活動]

 毎年、皐の花が終わり入梅の頃、小生が関わりを持つ障害者の生活実習所の垣根の刈り込みを行っている。
一年もたてば垣根も結構伸び雑草も生えるものである。
 ボランティア仲間のOさんと一日がかりで手入れをする事となる。2人とも全くの素人ではあるが5回(5年)もやれば慣れたもので、いっぱしの植木職人気分である。見よう見まねで電動刈り込みバサミや鋸、剪定バサミなどを使いこなし数時間で門周りがこざっぱりときれいになった。剪定くずや雑草などのゴミが22袋にもなった。
 久方ぶりに大汗をかいた。差し入れにご馳走になったアイスクリームのうまかった事、格別の味であった。
何も期待しているわけではないが終われば周りから感謝の言葉をを言われると嬉しいものである。今年もこうして元気に垣根の手入れができた事に感謝しつつ帰路についた。

山高神代桜 [雑感]

 今日は友人に誘われ北杜市の「山高神代桜」を見に行った。 日本3代桜の一つであるらしい。他の二つはおそらく三春の枝垂れ桜と根尾の薄墨桜であろう。
 東京の桜はもう既に葉桜となっている。ここ北杜市は標高も若干高めでちょうど満開の見頃であった。
 樹齢2000年以上ともいわれている。なかなかのものである。実相寺の境内の桜並木の一角にその巨木はあった。本堂への参拝もそこそこに巨木の元へ。
 朽ちかけた幹からつきだしている枝に咲く花を見ているとその生命力のすばらしさに感動する。いつまで見ていても飽きない。
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山高神代桜

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神代桜の子桜


 蕎麦で超有名店、長坂「翁」が近くにあるというので桜見物の後、寄り道をしてみたが今日はあいにくの不定休ということでお休みであった。山間の静かなロケーションであるが、連日行列が絶えないという。またの機会の楽しみにと帰路についた。

ワゴン [木工]

 小生のライフワークとなったボランティア活動先の障害者福祉施設から年明けに頼まれていたワゴンがようやく完成した。月に2~3回の「木工の会」の活動での制作となったので時間がかかった。
過去に既に5個のワゴンを作っていたのでこれで6台目である。
 様々な障害を持った利用者がパンを作る事をその仕事としている。ワゴンはその仕事に欠かす事ができないぐらいに重宝がられている。
 歩行困難者がものを運ぶ道具として、狭い作業室での簡易テーブルとしてその利用価値は大きい。5台あっても時には足りなくて取りあいになる事もしばしばあった。
 寄せ集めた材料から形あるものに仕上げる楽しみは作った事がある人ならば誰しも味わっている事であろう。小生にはそれにもまして喜んで毎日引っ張りだこのように使い回してくれている人たちがいる。こんなうれしい事があるだろうか。
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