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運転免許証更新 [雑感]

 75歳を過ぎて運転免許証を更新しようとすると「講習予備検査(認知機能検査)」と「高齢者講習」を受検、受講する必要がある。
 今日、その講習を受けてきた。3年前に更新手続きをしたときは「高齢者講習」だけで良かったのだが新たに「予備検査」が加わった。しかも「予備検査」と「高齢者講習」は運転免許試験所ではなく自動車学校で受ける事になっている。しかも大枚6000円を払ってである。
 我々の年代の諸兄は自動車学校の講師にはあまり良い印象を持っていない。教習中にクラッチ操作やブレーキ操作がうまくいかなければ同乗の講師からこっぴどく暴言を吐かれ足下を蹴飛ばされるくらいの事は当たり前であった。昨今の自動車学校は教習生も減り、あの手この手の募集合戦とも聞く。まさかこれが穴埋めのための高齢者講習ではないかとも思うが勘ぐりたくもなる。
 予備検査や高齢者講習が必要ならどうして運転免許試験所でできないのだろうか?

北海道旅行 [雑感]

 7月5日から2泊3日で「富良野に泊まる、風のガーデンライトアップとガーデン街道3日間」という旅行会社主催のツアー旅行に参加してきた。
 何度も北海道に旅行に出かけ、かつては3年間、札幌にも住まいをしながら富良野やら美瑛の花のシーズンには縁がなかった。この際、思い切って花のシーズンを狙ってツアーに参加してみた。梅雨がないと言われる北海道もこの時期は、時折寒気と暖気が交錯しゲリラ的に雨が降るという。初日の移動中には、時折車窓を濡らしもしたが下車観光時には晴れているという幸運に恵まれまずまずの旅行日和であった。
 今年は「北海道ガーデニングショウ」と称して帯広から富良野にわたる街道沿いの7ヶ所のファームや個人のガーデンがJR、航空会社、ホテル、旅行会社などとタイアップして観光客を受け入れているらしい。
さすがに北海道である個人のガーデンやファーム(農園)と言ってもスケールが違う。内地の一般的な観光施設のようにきめ細やかな配慮はあまりない。あるがままの自然の姿そのままに期待外れのところもあったがそれはそれ。花のシーズン真っ盛りということもあって、いろいろな花が咲き乱れている。花を愛でるには十分である。
 久しぶりの心癒やされる3日間であった。

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歌謡コンサート [雑感]

 かねてより観覧の申込をしていたNHK「歌謡コンサート」の生放送を見せていただく機会を得た。
 会場は紅白歌合戦で名高いあのNHKホールである。6月12日(火)午後8時からの放送。6時30分開場という事であったので余裕を見て5時40分頃、雨降る中を会場に到着した。驚いた事に会場入り口から延々と長蛇の列(おそらく1000人以上)が既にきている。どちらを見ても中高年のおばちゃん達が多い。中には小生達のようにおばあちゃん、おじいちゃん達もいる。
 雨が降っているからNHKも気を利かせて少しぐらいは早く開場するのではないかという淡い期待を抱きながら行列に加わった。ところがさすがにというかNHK、6時30分きっかりに行列が動き出した。それでも自分たちが入場できるまで10分近くかかった。結局1時間ほど待った事になる。
 早く並んだからと言って良い席とは限らずアットランダムに座席を埋めているとの事であった。幸いにして我々の席は一階、前から六列目、ステージに向かってやや右手の最高の席であった。
 放送が始まったとたん周りの雰囲気が急に変わった。お目当ての歌手が出ればおばちゃん達がピンクや青のしかもハートマークや星形のペンライトを手にキャーキャーワーワー大騒ぎ。出演者によってその差の激しいのには驚かされた。
 最高の席と思った我々の座席の前方や上方にはクレーンに乗ったテレビカメラが右往左往。あるときにはカメラに遮られて舞台が見えない。(テレビ放送である以上しようがないかな?)
 あっという間の43分間の生放送ではあったが、放送終了後アンコールに代わりバンドリーダーの紹介や,3組の歌手の新曲などもPRをかねて紹介され、なかなか楽しい1時間であった。
 アナウンサーと歌手のトーク中、薄暗いステージではADによる次の出演者の誘導や立ち位置の指示など放送では見られない舞台裏を垣間見させていただいた。興味あるシーンであった。一つの画面の裏側にはいかに多くの人達が協力している事かと改めて思った事であった。




山高神代桜 [雑感]

 今日は友人に誘われ北杜市の「山高神代桜」を見に行った。 日本3代桜の一つであるらしい。他の二つはおそらく三春の枝垂れ桜と根尾の薄墨桜であろう。
 東京の桜はもう既に葉桜となっている。ここ北杜市は標高も若干高めでちょうど満開の見頃であった。
 樹齢2000年以上ともいわれている。なかなかのものである。実相寺の境内の桜並木の一角にその巨木はあった。本堂への参拝もそこそこに巨木の元へ。
 朽ちかけた幹からつきだしている枝に咲く花を見ているとその生命力のすばらしさに感動する。いつまで見ていても飽きない。
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山高神代桜

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神代桜の子桜


 蕎麦で超有名店、長坂「翁」が近くにあるというので桜見物の後、寄り道をしてみたが今日はあいにくの不定休ということでお休みであった。山間の静かなロケーションであるが、連日行列が絶えないという。またの機会の楽しみにと帰路についた。

コンサート [雑感]

 今日は久しぶりに府中の森芸術劇場へコンサートを聴きに行った。2004年「桜」で第46回レコード大賞金賞および作曲賞を受賞した河口恭吾さんのコンサートである。
 歌といえば演歌ぐらいしか聴かない小生にとって今日のコンサートの感想を述べる域ではないが高齢者にも配慮したカバー曲もありその配慮には敬意を表したい。
 このコンサートは、普段小生がボランティア活動の場としている障害者の福祉施設「こむぎ工房」の新施設建設に関わる資金稼ぎのために企画されたものである。手狭で老朽化した施設を何とかしたいと若い職員たちが就業時間外にプロジェクトチームを組んで企画立案したものでこれで4回目である。
 ボランティアとして関わりを持っているという立場でチケット販売に協力はしてきたが4回目ともなるとさすがに友人知人にも無理矢理にお願いはしにくくなる。それでも何とか理解を得て当初予定の枚数を捌く事ができた。
 障害者の福祉施設も千差万別である。外見から見る限り天と地ほどの違いがある。ハード面だけの違いでとやかく言えるものではないが同じ人として生活する、あるいは仕事をする上に於いてこんなにも差があって良いものだろうか?それでもまだ東京都は恵まれているという。障害がある人もない人も平等に安心して暮らせる世が来ないものだろうか?
 

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バードウオッチング [雑感]

 冬晴れの半日、今日は東京都主催の「浅間山公園冬鳥観察会」に参加した。
 毎年この時季に開催される行事で過去に何度が参加した事があるが今日は久方ぶりの参加となった。
 多磨霊園正門を9時半に出て浅間山に至る約2キロメートルを、双眼鏡を片手に2時間のウオッチングである。講師は日本野鳥の会府中支部のベテラン数名。参加者約50名の一団である。
 講師の話によると今年は野鳥の出が悪いとの事であった。何でも海水温が例年より高く餌が豊富なため冬鳥の渡りが遅いのだそうだ。それにしても北陸、北日本の大雪にもかかわらず渡りの鳥たちはいったいどこへいったのやらという事であった。
 それでもそろりそろりと歩を進めていけば、キジバト、ヒヨドリ、ツグミ、 エナガ、シジュウカラ、コゲラ、メジロ、ムクドリ、オナガ、はたまた天空高くオオタカと次から次へと小鳥たちのオンパレード。また珍しい小鳥としてルリビタキ、ジョウビタキ、シロハラなど初めて見る鳥たちも。
 最後に全員での鳥合わせ(観察した鳥の種類を確認する事)によると19種類の鳥が観察されたとの事。
例年だと二十数種類にもなるのだそうな。
 異常気象や、温暖化がこんなところにも影響しているのだろうか。
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確定申告 [雑感]

 またまた確定申告の時期が近づいてきた。僅かな年金ながら天引きで毎回所得税が概算で引き落とされている。
 一方、夫婦2人ながら年間の医療費の自己負担分が多い年(妻の入院など)で40万円を超えるときがある。昨年分は比較的少なくそれでも13万円ほどになった。確定申告をすれば10万円を超える分については所得から差し引かれ税金が戻ってくる。
 その他生命保険料や地震保険、寄付金なども一定の額内で所得から控除される事になっている。控除されればもちろん税金は安くなる。確定申告をしない限りあらかじめ多めに徴収された所得税はそのままである。サラリーマンなどは年末調整と称して会社が12月分の給料で調整してくれている。それでも医療費などは自分で申告しない限り所得からは減額してもらえない。年間を通して領収書を保管し集計をしなければならないので若干面倒ではあるがそれだけの事はある。源泉徴収されている金額や医療費その他の 経費にもよるがウン万円程度の還付を得られる事もある。今年もなにがしかの還付金がいただける事になった。
 確定申告をしなければ取られ損である。高齢者ほど医療費が高くかかる昨今である、しかも面倒な確定申告、お年寄りにはちょっと無理である。果たしてどれぐらいの年金受給者が確定申告をしているのだろうか?身の回りの何人かに聞いてみても確定申告を毎年実行している人はいない。自己申告とはいえいささか不公平である。

節分 [雑感]

毎日寒い日が続いているが今日はもう節分である。
節分といえば子供の頃の「鬼は外、福は内」の豆まきが脳裏をかすめる。自分の子供が小さい頃は思いで作りもかねて一生懸命豆をまいたものだが、年寄り2人の生活になるとそれも全くなくなった。昨今はむしろ「恵方巻き」である。
京都生まれの小生には恵方巻きを食する風習は何となく記憶に残っているが、それも本格的なものではない。関西でも限られた地域での風習であったのであろうか、あまり一般的ではなかったように思う。
ところが昨今の恵方巻き旋風にはすごいものがある。
スーパーやデパ地下などでは何十種類もの恵方巻きが売り出され行列をなしているという。マスコミの力はすごいものだ。
ご多分に漏れず我が家も今夜は恵方巻きの夕食となった。今年は北北西に向かって黙って一気に食するようだが、なかなかそうはいかない。座り直したり、おしゃべりをしながら食していては、たいした御利益もないであろう。今様の恵方巻きはすごい。生ものあり、サラダ風味ありお値段共々豪華なものである。子供の頃の恵方巻きはまさに関西風の太い質素な巻き寿司であったように思う。

風邪 [雑感]

 寒さが続き懸念されていた風邪をついに引いてしまった。
心当たりがないわけではない。21日土曜日、霙交じりの雨の中、福祉施設の資源回収に参加し汗ばんだ上半身が雨に濡れてしまった。当日はなんという事もないままにただ回収作業の筋肉痛だけが残っているなという感じであった。
 開けて月曜日、何となく喉に違和感を感ずるままにボランティア活動へ。
火曜日、鼻づまりを覚える。医者へ行き診察を受ける。熱はない。単なる風邪のようだ。喉の痛みや炎症を抑える薬、抗生物質、漢方薬、うがい薬なども含め5種類もの薬を5日分処方される。筋肉痛が残り、気分の優れぬまま夜の行事(木工の会の新年会)に参加する。
 水曜日、定例のボランティア活動日。気分優れぬままボランティア活動を早々に終え帰宅。就寝。
 木曜日、今日は月に一回ではあるが定例のボランティア活動日。午前中に終え今日もまた早々に帰宅。熱こそないが相変わらず気分が優れない。薬を飲み早々と就寝。
 金曜日、朝から、頭が上がらない。月、水、金、定例のボランティア活動日ではあるが出勤を断る。夕刻、かねてより治療中の歯医者に予約が入っている。近くでもあるので治療を受けに出かける。喉の痛みの話をしていれば、ご自慢のレーザー治療器を持ち出され患部に照射する事となった。レーザー光は周波数を変える事によっていろいろな治療に利用されるらしい。照射後即、痛みが和らいだ。うがい薬や漢方の比ではない。
 土曜日、レーザーが効いたか薬が効いたか知らないが喉の痛みが取れ、ずいぶん楽になった。今度は痰が絡むようになった。この痰が切れれば風邪もおしまい、後もう少し。
 日曜日、金、土、日、と三日間、完全に休養したおかげで体調がすっかり良くなった。風邪を引き始めてから結局一週間かかった。風邪で寝込んで予定までキャンセルをしたのは何年ぶりだろう?ボランティア活動を開始して17年、初めてである。寒さはまだまだ続く、せいぜい健康管理には配慮し関係先には迷惑はかけないようにしよう。

同期入社新年会 [雑感]

昨夜入社同期の連中の新年会が開催された。
入社同期といっても既に50数年の年月が流れている。御年76歳から79歳の面々20名が集まった。
久しぶりに会う連中もいて、お互いに近況報告を中心に話題が進んでいた。
自分や家族を含めての健康の事、趣味の事などが中心であった。
毎年この時期に開催されるので大半のものが一年ぶりでの再会である。急に老け込んだメンバーもいて我が身の近い将来を見る思いがした。
帰りの電車の中で若いサラリーマン風の男性に席を譲られた。自分では若いつもりでいても人目にはそれ相当に後期高齢者と見えるらしい。席を譲られたのは初めての経験で、お礼を言って座らせてもらったがいささかショックを感じた帰路であった。

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